タイトルはサグラダ・ファミリアの建築家であるガウディの言葉
「諸君、明日はもっと良いものをつくろう。」
から拝借して。
ブログに書くのは初めてですが、私もメノウ拾いを愉しむ者(信徒)のひとりです。
父が昔、河原で偶然拾った小さなメノウ。
幼い頃にこのメノウを見て、その神秘的な美しさに魅せられてしまいました。
以来、河原に行けばメノウを探すのが習慣になり約20年。
これまでの人生の3分の2は拾っていることになります…
※押収された訳ではありません。
・・・ということで先週末、久慈川のとある河川敷にメノウ拾いに行ってきました!
ちょうどノイバラが花の盛りで、甘い香りを漂わせていました。
最近はどこの河原に行っても、チャートとか石英とか「メノウっぽい石」を手に取って戻したような形跡があります。
ここも先行者が拾ったかなぁと思いつつ河原をうろうろしていると、第1号を発見。
少し擦れている感じはしますが、仏頭(モコモコ)がいい感じです。
第2号、第3号もその後すぐに見つかりましたが、置いていきました。
一度拾ったものを置いて帰って来られる境地に達することができたのは、ごく最近の話です。
これは、でかい…。
私の足より大きな珪化木です。
リュックに入らないので流石に持ち帰りませんでした。
…まさか抱えて帰る訳にもいきませんし。
河原の一部に、水が引いて間もないからでしょうか。誰も入った形跡がないエリアがありました。
けれども、水が残していった砂の紋様を見ると、足跡をつけるのに躊躇います。
河原の隅にあった小さな流れ。
その底に、砂を巻き上げて清水を吐き出している泉があることに気づきました。
写真では分かりづらいですね…。
伏流して濾過された水が湧き出しているのでしょうか?
こういうのを見つけると、時間を忘れてしまいます。
玉髄をいくつか戴きました。
久しぶりに、じっくり石を見た休日でした。
さて、明日はもっと良い石を拾おうか。