カラスとスローガン

小さな世界から

魚たちの午後

花粉光環ぐるんぐるん。

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何気なく窓の外を見たら、あまりにはっきり見えたのでびっくり。

花粉光環は花粉の飛散が多い時に、太陽の周囲に虹色の環が見える現象です。

私は花粉症は大したことないですが、ひどい人は綺麗だなんて言っていられませんね。

 

まぁ、ともかく良い天気なので、常陸大宮市方面に出かけました。

降り立ったのは、旧山方町の清流公園の駐車場。

少々、周囲を歩いてみることにしました。

 

国道118号の旧道に立っている、御城展望台の案内。

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車で通るときには気が付きませんでしたが、城の模型が意外に精巧なつくりです。

ちなみに、御城展望台の実物はもう少し北に行ったところにあります。(以前は有料でしたが、昨年の春から無料になったそうです。)

 

国道118号の旧道を進み、山方宿駅に着きました。

この駅舎、鮎をモチーフにしているそうです。

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左側を頭にした横向きの鮎だと思います。

右側に突き出している採光窓は脂鰭ですかね。

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…絵心(笑)

 

そして、駅前の噴水。

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メノウが山盛りになっています。

今時なかなか取れない大物もあって羨ましいです。

誰が考えたんでしょう。

自宅でも再現してみたい…。

 

そして、メインイベント。

聖地、山方淡水魚館です!f:id:saiwai326:20230304152606j:image

3月いっぱいで閉館することが決まっています。

ここのような、ニッチな小施設が失われるのは残念なことです。

日曜日の午後とあって賑わっていました。

 

入ってすぐにいるのが、オオサンショウウオ

2匹いて、それぞれ山ちゃん、大好くんと名付けられています。

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…この写真はどっちの子だったか失念してしまいました。

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残念ながら、里ちゃんは令和3年に亡くなったそうです。

 

パネル展示にも時代を感じます。

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カマツカさん、酷い呼び方されてるよ。


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今まで気に留めていなかったのですが、水槽の上の壁に描いてある絵。

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久慈川だと思います。優しい色使いでなかなか味があります。

 

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パイプに入っているのはギバチ。

小さなナマズのような魚です。

あいにく後ろ姿ですが、突き出した眼が見えます。 

 

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イトウ。北海道に生息するサケ科の巨大魚です。

 

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ここで生きるものたちは、閉館後は県内の別の施設への引っ越しが決まっているそうです。

 

それぞれの澄んだ瞳で、これから何を見ていくのでしょうか。