カラスとスローガン

小さな世界から

公園まで

またまた来ました、水戸市植物公園。 春爛漫です。 ヒメツルニチニチソウがこんなに咲いているのは初めて見ました。 薬草園に咲いていたシュンランとカタクリ。 背が低いのなんのって。 カタクリは更に俯いて咲いているので、超ローアングルで頑張らなくては…

春分の頃

ここはとある河川敷。 晴れていますが、花粉と砂埃で霞んでいます。 花粉症はそれほど酷くない私ですが、この日は朝からくしゃみが止まりませんでした…。 他には誰もいません。河原貸切りです。 ゆっくり探せそうです。 ちょっとオレンジ。 約1時間で2個。…

日々のうた

最近のあれこれを。 ベトナム原産の椿「ハイドゥン」が咲きました。 かつてベトナムでは、旧正月「テト」に飾る花だったようです。 この冬はちょうどその頃に咲き始めました。 蕾も可愛らしい。 摘蕾(蕾の間引き)をしていますが、こんなに咲かせて大丈夫か…

まれ石

ある日のことです。 散歩でいつもより足を伸ばし、水戸市内のとある川沿いを歩きました。 子供の頃、ガサ入れ…岸辺の草のあるところを網でガサガサして魚をとることですが、そういう遊びをした川です。 懐かしい気持ちで流れを眺めていると、小さいながらも…

1年の終わりに

大晦日とは思えない暖かな日でした。 ここは涸沼(ひぬま)です。 休日は釣り人やレジャー客の多い水辺ですが、今日は人影もまばらです。 逆光で種類までは分かりませんが、カモの類が群れていました。 新年を迎える準備は整っているようです。 自宅では昨日…

坂のあるまち

茨城県北部に、常陸太田市というまちがあります。 市内にある鯨ヶ丘地区は、馬の背状の台地の上にあり、古くからの街並みが残っています。 ※昨年の秋に訪れたのですが、機を逸してお蔵入りになっていたものです。 時折小雨が降る日でした。 常陸太田市郷土資…

海を飛ぶ

わらわら。 すいすーい。 びゅーん。 鳥なんだよね。キミ。 …手抜きじゃないですよ。たまにはこんな記事も。 アクアワールド茨城県大洗水族館にて。

霧の朝

霧に包まれた朝。 偕楽園表門。 手前にある園路の奥に佇む姿に風情があったのですが、料金所ができて撮りにくくなってしまいました。 大杉森と孟宗竹林の間を抜けて。 吐玉泉。周辺の地下水を集めて噴出させている泉です。 蜘蛛の巣。 大きな木が何本も伐ら…

虹をみた日(福島・宮城)

あっという間に10月も終盤です。平日こそ仕事に忙殺された今月でしたが、休日は友人と会う機会も多く充実していました。 スポーツの日の三連休には、宮城・福島を旅行しました。「特急ひたち」で仙台に行き、相馬に住んでいる大学時代の友人と合流しました…

湿地の記憶

県央地区のとある池を訪れました。 周囲にはかつて湿地が広がっていたようですが、現在は公園になっています。 しかし、周辺から水が集まり、滞水しやすい土地の性質自体は変わっていません。 利用率低めな感じの野球グラウンドも、大雨が降ると浅く水が溜ま…

水平線の窓

先日、北茨城市を訪れました。 まず行ったのが、六角堂。 海辺の岩場に建てられた六角形の建物で、明治時代に文人・思想家である岡倉天心が、思索の場所として建てたものです。 六角堂につながる小径は、両側の土手が苔に覆われてなかなか趣があります。 肝…

夏のとちぎ路

山の日の連休は、何年振りかの家族旅行でした。 コロナ禍以前から、長らく家族全員揃っての旅行はしていなかったのですが、兄の発案でトントン拍子に話が進みました。 栃木県のさくら市(喜連川)に宿をとり、温泉に入ったりとゆっくり過ごせました。 ホテル…

炎暑のさなか

梅雨明け以降、猛暑が続いています。 今の部署は炎天下での現場仕事が時々あります。 車を降りると、「ゴーッ」と炎の燃える音がするような暑さです。 でも、こんな景色が見られるなら悪くありません。 7月のあいだこまめに通った、水戸の市街地近くの公園…

カシオペアに昇る

梅雨が明けました。 夕方までは雲が多かったのですが、日没頃には快晴になったので、水戸市の隣にある城里町まで星の写真を撮りに行きました。 行ったのは、「城里町総合野外活動センター ふれあいの里」という、キャンプ場やバンガロー、天文台などがある施…

梅雨晴

7月に入りました。 梅雨明けはまだ先のようですが、湿気に満ちた空気に包まれるこの季節、嫌いではありません。 コントラスト低めの曖昧な空、雲の切れ目からちらりと覗く夏空も好きです。 先週末は梅雨の合間の晴れでした。 水戸の市街地から偕楽園まで散…

再訪、桜川の膳棚帰漁

水戸市内を桜川という川が流れていますが、その中流域にあたる河和田町に「膳棚帰漁」という景勝地があります。 最後に行ったのは高校生の時だったでしょうか…少なくとも10年は経っているはずです。 ふと、思い出し行ってみることにしました。 歩いて行け…

新しい日々とギンリョウソウ

バタバタと過ごしていたら、あっという間に5月も半ばを過ぎてしまいました。 新しい担当業務は出張が多く、県内各地の現場に行きます。高速道路を使う機会が増えました。 私はプライベートでは滅多に高速道路を使わないので、運転中は頭の中に「トップガン…

花訪ねの休日

人事異動で8年間勤めた部署を離れました。 念願叶っての異動ではありますが、新しい仕事を覚えつつ、前の部署のフォローをする慌ただしい日々を過ごしています。 最初の1週間は気を遣って特に疲れたので、先週末は近場で過ごしました。 まずは、水戸市森林…

思い出の花と偕楽園

子供の頃から、植物が好きでした。 自然豊かな小学校の校庭が最初のフィールドで、その頃に書いた宝の地図です。 思いがけず、本の間から発見されました。 今見ると、ヤマブドウじゃなくてエビヅルだよなぁとか、「郎」くらい漢字で書けよ~とかツッコミどこ…

魚たちの午後

花粉光環ぐるんぐるん。 何気なく窓の外を見たら、あまりにはっきり見えたのでびっくり。 花粉光環は花粉の飛散が多い時に、太陽の周囲に虹色の環が見える現象です。 私は花粉症は大したことないですが、ひどい人は綺麗だなんて言っていられませんね。 まぁ…

浅き春(水戸市植物公園と小吹水源池公園)

またまた、水戸市植物公園を訪れました。 まず、目に留まったのはセツブンソウ。妖精が集っているかのようです。 管理事務所近くにある小さな梅林が、この季節だけ公開されていました。 熱帯果樹温室のブラジルトケイソウ。パッションフルーツの仲間です。子…

残照

先週末も、川に来ていました。 伏流水が湧いているワンドに、オイカワ(たぶん)の幼魚がたくさん。居心地がよいのでしょう。 穏やかな冬の日、のんびりしていたら日が暮れてしまいました。 対岸の木立の左側に、幻日が見えていました。水面にも映っています…

ホルンフェルスと菫青石

ある文献で、久慈川支流の舟生沢で、菫青石を含んだホルンフェルスが見られるという記載を見つけました。 ホルンフェルスは、堆積岩がマグマが貫入した際の熱を受けて変質した岩石ですが、泥岩由来の場合には菫青石を含む場合があるそうです。 菫青石はその…

雨上がり、花立山の星空

先週末は、常陸大宮市の花立自然公園で過ごしていました。 夜9時頃から降りだした雨が上がり、未明には雲の隙間に星が見え始めました。 下弦過ぎの冷々とした月光が、山々の間に立ち込めた霧を微かに照らします。 おおいぬ座付近。天狼の眼光は鋭く。 沈み…

土浦散策とミカン狩り

先月下旬のこと。 大学時代の友人2人と会う機会がありました。 友人は2人とも茨城県外の出身なので、「大学時代に見られなかった茨城を見る」といったようなテーマで、茨城県石岡市(旧八郷町)にミカン狩りに行くことになりました。 土浦で集合し、お昼を…

カメラの日

今日(11月30日)は「カメラの日」だと知りました。 調べてみると、コニカの「Konica C35 AF」という世界初のオートフォーカスカメラが1977年11月30日に発売されたことに由来するそうです。 名前に覚えがあって確認したところ、実機が家にありました。 以前…

花咲き実なる

すっかり晩秋です。 朝露でじっとりと濡れた庭先で、キキョウの果実が弾けていました。 中には、ゴマよりひとまわりぐらい小さい黒い種が詰まっています。風に吹かれて揺れたとき、種を散らすのでしょうか。 このキキョウ、「五月雨」という園芸品種ですが、…

皆既月食と天王星食

昨夜は皆既月食と、その最中に起こる天王星食。 ここしばらく、毎日少しずつ満ちていく月を見ながら楽しみにしてきました。 「今日は定時ダッシュして準備するぞぉ」と意気込んでいたのですが、急に県西方面への出張が入ってしまい、月の出は出張先で迎える…

夕暮れとメノウと

湯の澤鉱泉に行った帰り道、久慈川沿いを走っていると、台風の増水が落ち着き、真新しい河原がいくつも姿を現していることに気づきました。 風呂上がりなのですが、これは石を見ない訳にはいきません。 お気に入りの河原に来ました。 アクセスが良くない場所…

秘湯を訪ねて

前回のブログと前後しますが、9月30日のこと。 7月から9月の間に5日間使える夏季休暇があるのですが、最後の1日を使いました。 コロナ禍以前は、日帰り入浴が好きでよく行っていたのですが、長らく足が遠のいていました。 せっかくの平日休み、再開には良い…