人事異動で8年間勤めた部署を離れました。
念願叶っての異動ではありますが、新しい仕事を覚えつつ、前の部署のフォローをする慌ただしい日々を過ごしています。
最初の1週間は気を遣って特に疲れたので、先週末は近場で過ごしました。
まずは、水戸市森林公園。
柔らかな春の光に満ちていて、まさに「山笑う」といった感じでした。
駐車場もファミリーが次から次へと来ます。
タチツボスミレ。木漏れ日の中にふわりふわりと。
ジュウニヒトエ。平安時代の公家の女性が着ていた服「十二単」に例えた名です。色は派手ではないですが、何となくそんな雰囲気はあります。
フデリンドウが道の脇に咲いていました。
新品の傘のように折り畳まれた蕾もまた可愛らしいのです。
所変わって、水戸市北側にある坂道の土手。
学生時代に何度か見に行った場所で、市街地に近い割に、ちょっと変わったものが見られます。
ニリンソウはもう終わりですかね。
ジロボウエンゴサクが結構大きな群落をつくっています。まだまだ「あるところにはある」花だとは思いますが。
タニギキョウがここにあるのは知りませんでした。
実は、以前見たとある花を探しに来たのですが、見つけることができませんでした。
最後は、以前↓の記事で言及した、ムサシアブミを見に行きました。花咲き実なる - カラスとスローガン
名前も相まって、何とも言えない凛々しさのある花です。
こんな崖っぷちにも。万歳しているみたい…(笑)
近づけませんが、この群落はなかなか壮観です。湧水で湿った場所を好むようです。
ここは結構人通りがあるので盗掘されにくく、(管理者が変な考えを起こさなければ)開発されてしまう可能性も低い場所です。
今後も自生地が維持されていくことを切に願っています。