あっという間に10月も終盤です。
平日こそ仕事に忙殺された今月でしたが、休日は友人と会う機会も多く充実していました。
スポーツの日の三連休には、宮城・福島を旅行しました。
「特急ひたち」で仙台に行き、相馬に住んでいる大学時代の友人と合流しました。
仙台の街中ではちょうど「よさこい祭り」が開催されていて、屋台で買ったヤキトリなどを食べながらちょっと眺めたりしました。
「よさこい」と言ってもソーラン節だけじゃなくて、色々な曲で踊るんですね。
青葉城址にも行きました。
↑有名なやつです。
土産物屋とくっついた展示館は入館料が700円もしますが、せっかくなので入ってみると展示は少なく、「これで終わり?」と思ってしまいました。
(私があまり興味無かっただけです、たぶん…。VR装置で城のあったころの映像を見たりもできるらしいので、機会があれば是非。)
シアタールームもあって、20分くらいの映像を友人と見るか相談して、見ないで出てきましたが、これが重要な選択となりました。
外に出るとパラパラとお天気雨が降ってきて、数分後に見事な虹が現れました。
ちょうど仙台の市街地を跨ぐように。
副虹もうっすら見えていました。
シアターで映像を見ていたら見逃していたところでした。
みんな虹を見てる。
10分ほどで雨は止み、虹は消えていきました。
城址にはウバユリが沢山生えていました。
これだけ人が沢山来る場所で、刈られもせずに生えているのは珍しい気がしました。
夜は相馬市内の居酒屋で。
メヒカリの刺身は初めて食べましたが、美味でした。
夜の相馬駅。なんだかほっとする雰囲気の駅です。
宿泊先は新地町の「ホテルグラード新地」でした。
新地駅のすぐ近くにあって、隣接する温泉施設「つるしの湯」も利用できて快適なホテルでした。
翌朝、早起きして1人で海まで歩いてみました。
内陸側から順に、築堤上の道路、防災緑地、防潮堤の順に津波から街を守る構造になっていました。
防災緑地のクロマツ。逞しく育っています。内陸側は雑木類が植林されていました。
相馬港の火力発電所が見えます。
遠くに島が見えました。松島か、それより先の金華山のあたりか…。浮島現象(蜃気楼の一種)が起こっていました。
この日はその後、宮城県角田市にあるJAXAの「角田宇宙センター」に行きました。
何故か入口にあった巨大な珪化木。
同じ角田市内にある「角田スペースタワー・コスモハウス」にも行きました。
ボイジャーの模型があって、ちょっと感動。
大きな公園の中にあって、地元の子供に愛されている施設のようです。
帰る前に見た、相馬市にある松川浦。
地理好きにはたまらないラグーン(潟湖)です。
砂州によって海と隔てられていて、砂州の上は道路になっています。
湖では、海苔が養殖されているそうです。
今回は通っただけでしたが、次来たときにはもっとゆっくり見てみたい場所です。
友人は大学卒業後も時々茨城に遊びに来てくれていたので、今回は自分が行けて良かったです。
気づいたのは、案外写真を撮っていなかったこと。
久しぶりだったので、話しているのが楽しかったのです。
【おまけ】
前から観察を続けていた水戸市内の公園の斜面にあるトリカブトが開花しました。
大群落があったのですが、結局草刈りを免れたのはクマザサの植込みに生えた数株だけでした。
市街地近くですが、比較的涼しい北側斜面であることや、群落の規模から自生のように思えますが、どうでしょうか。