カラスとスローガン

小さな世界から

保和苑まで


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6月19日に、水戸市内にある保和苑(ほわえん)に行ってきました。
保和苑は、桂岸寺というお寺に隣接した庭園で、アジサイの名所です。


入ってすぐにあるアジサイに囲まれた電話ボックスがお気に入り。
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毎年写真を撮りに行っているのですが、今年は人が多くて驚きました。
偶然、あまり混んでいないタイミングに当たっていたのか。
すれ違った人が、「昨日テレビで~」と話しているのを聞きました。
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ウズアジサイ。萼が内側に丸まっているのが特徴。江戸時代からある品種だそうです。
やや地味ではありますが、風情があって好きです。


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アナベルアメリカノリノキという北米原産のアジサイ類の園芸品種だとか。
爽やかな印象で、梅雨の晴れ間が似合います。


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こちらはアジサイではないですが、人気者になっていたスモークツリー。

このフワフワの正体は一体何で、何のためにあるのか見当がつきません。

近くで見ても、花のような構造ではないですし…。

 

園内には築山があって、細い道が巡っているのですが、行列になっていてゆっくり写真を撮れるような状況ではありませんでした。

 

築山のふもとの古びた茶屋で一休み。
アイスコーヒーで涼ませていただきました。
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谷を下ります。

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ニワトコが赤い実をびっしりとつけていました。

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ニワトコの実って、今の時期に生るんですね。

 

園外に出ます。
台地の崖下を通る道沿いには、あちこちに湧水があって涼しげです。
ここはお茶の水湧水というそうです。(説明の看板がありました。)

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祇園寺下湧水。こちらは水が少し淀んでいますが、よくよく見ると泥底のクレーター状の穴から水が湧き出しています。
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道端にヒルガオが咲いていました。ありふれた野の花ですが、思い出深い植物のひとつです。

ヒルガオはふつう結実しない」とよく図鑑に書かれていますが、小学校の通学路の植え込みに結実する群落があって、種を集めて蒔いてみたことがありました。

やはりアサガオ似の双葉で芽生えましたが、花まで咲かせた記憶はありません。

当時持っていた図鑑には、何故結実しないのかまでは書かれていませんでしたが、同じ株の花粉では結実しない為だと知ったのはだいぶ後のことです。

 

この日も晴れて暑かったのですが、昨日、梅雨明けの発表がありましたね。

アジサイヒルガオも、もう少し雨が欲しいんじゃないかなぁ。

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