カラスとスローガン

小さな世界から

水平線の窓

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先日、北茨城市を訪れました。

 

まず行ったのが、六角堂。

海辺の岩場に建てられた六角形の建物で、明治時代に文人・思想家である岡倉天心が、思索の場所として建てたものです。

 

六角堂につながる小径は、両側の土手が苔に覆われてなかなか趣があります。

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肝心な六角堂の外観は撮り忘れてしまいました…。

少し歪みのある窓硝子を通して見る水平線と空が素敵です。

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室内は板張で、中央に炉があるだけの質素なつくりです。なお、中には入れません。
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入江の向こう側にある五浦岬公園に展望台があるようなので、行ってみました。

 

灯台の下の駐車場に車を停めて歩きます。

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秋空の下、白亜の灯台が立っていました。

灯台は好きな建造物のひとつです。

灯台守になって岬に住む妄想をしたり。

 

海をバックに咲くカンナというのもなかなかありませんね。
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階段の柵にヘクソカズラがきれいに絡まっていました。

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遊歩道脇の崖に生えていたシダ。f:id:saiwai326:20230911213722j:image

少し調べてみましたが、種類はよく分かりませんでした。シダは難しいです。

 

展望台からはさっきまで居た六角堂が見下ろせ、さながら箱庭のような景色です。

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夏の終わりの海は、どこか哀しみを含んだ色をしていました。

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